my own notebook

測量野帳が好き

#文房具

コクヨの測量野帳、いいですよね。ここ数年、ほぼ常に持ち歩いています。

もともと文房具が好きで、いろんなものを使ってきました。なかでもメモ帳は、じっくり腰を据えて書くノート類とはまた違う観点で選ぶ楽しみがあり、なんだかんだと使いみちがあるので持ち腐れになることもなく、要するにアツい。

さて、私が日常使いのメモ帳に求めるのはこんな感じです。

  1. いつでもどこでも書けること
  2. 快適に使えること
  3. 入手しやすいこと

これらをすべて満たすのが、コクヨの測量野帳でした。さすがコクヨ、すごいぞコクヨ。

1. いつでもどこでも書けること

サイズ

測量野帳の165×95(mm)という寸法は、文庫本サイズであるA6と比べると「少し細くて、少し縦長」。これが絶妙なんですよね。私は箇条書きのメモをずらずらと書くことが多いので、横幅はそんなに必要なくて、縦方向にたっぷり書きたいわけです。この要望に対して、測量野帳のスリムなサイズはぴったり。見開きにするとほぼ正方形になるのも、なにかと便利です。

なんと、バイブルサイズのシステム手帳とほぼ同じサイズでもあるので、このふたつをまとめて持ち歩くとかなりの快感を得られます。こういうのを「シンデレラフィット」って言うのかな。

同じスリムタイプであるカ.クリエも好きなんですが、こちらはA5ベースなのでプライベートのかばんに入らないことがあるのと、表紙が柔らかいので不安定な場所では書きにくいのが難点かな。でも以前はよく使っていて、ストックも買ってました! これはこれで好きなノートです。

表紙

閑話休題。測量野帳はクロス貼りの硬い表紙がまた素晴らしく、立ったままでも書きやすい。仕事柄、椅子に座って膝の上でメモを取ることも多いので、表紙が硬いと本当に便利なんです。

それに、かばんやポケットに雑に放り込んで持ち歩いても、数ヶ月ならびくともしません。中紙よりも表紙のほうがわずかに大きく、中紙の角が折れるのを防いでくれるのもいいところ。

数ヶ月ならびくともしない、つまり「数ヶ月経つと劣化が始まる」ことがデメリットになるかというと、そうでもない。そもそも測量野帳は中紙が80ページ。手のひらにおさまるサイズ感とあいまって、だいたい数ヶ月以内には使いきるんです。価格を抑えつつ実用的な耐久性を実現するには、この「数ヶ月もつ」というのが絶妙なラインなんだろうなと解釈しています。

その絶妙な表紙、「硬くて汚れにくい手のひらサイズのボード」としてなんにでも使えます。私は、温かい飲み物を入れたマグカップの上に測量野帳をぽんと乗せて、ふた代わりにすることが多いかな。湯気を受けてもたわまないので、頼りがいがありますよ。逆に下敷きとして、カップやiPhoneを乗せたり、ペライチの用紙に記入するときに使ったりもします。暑いときにはうちわにも(片手で扇げて最高)。

2. 快適に使えること

フォーマット

横罫か、方眼か、ドット方眼か、はたまた無地か……軽視できない問題です。さらに「横罫なら何mm罫?」「方眼の幅は?」「罫線の色は? 濃さは?」「実線? 破線?」と深掘りしはじめるともう止まりません。どの派閥もみんなちがってみんないい、というのは大前提ですが、個人的には「薄く印刷された2〜3mm方眼」派です。

第一に、方眼であることは必須。細かい字でぎっちり書き込むだけでなく、簡単な図表を書くことも多いので、ガイドになる方眼は欠かせません。無地でもできないことはないんですが、自由度が高すぎて心もとなく感じるんですよね……これはたぶん性格の問題。

第二に、方眼の幅が2mmもしくは3mmであること! 私がふだん書く字にぴったりなのがこの幅なんです。特に、3mm方眼に1行おきに書くのがベスト。5mm方眼だとちょっと使いにくい(1行おきに書くとスカスカになり、かといって詰めると狭く感じる)。文字そのものの練習が必要な年齢ならいざ知らず、大人が日々使うメモ帳やノート類は、罫線に字を合わせるのではなく自分がいちばん書きやすい字に罫線を合わせるくらいでいいと思います。

第三に、罫線が薄いのも地味に大切。以前ロディアのブロックメモ No.11を使ったことがあるんですが、あの紫の罫線に圧迫感をおぼえて、一度きりで買うのをやめました(私に合わなかっただけで、素晴らしいプロダクトだと思いますよ!)。それ以来、罫線は薄めのものを選ぶようにしています。スマートフォンのスキャナアプリなどで読み込むときにも邪魔にならなくていいですよ。

余談ですが、私と同じように「ロディアNo.11はおおむね好きなんだけど罫線がな〜……」とお悩みの方にはニーモシネのメモパッドがおすすめです。サイズはほぼ同じ(A7)、天のりミシン目入り、安心と信頼のマルマン、罫線が薄い!!

白い表紙のロディア(通称「白ロディア」)は通常のものに比べて罫線が控えめなようですが、私は断然ニーモシネ派かな。

さらに余談。リンクを張るためにロディアの公式サイトを見ていたら、罫線薄いってシレッと言ってて笑いました。人によるとはいえども。

オレンジとブラックの表紙に、薄いパープルの5mm方眼 ブロックロディア No.11 クオバディス・ジャパン オンラインショップ

紙質

話が逸れすぎたので戻しましょう。測量野帳は紙も良いんですよね〜。方眼の精度も文句なし。その名の通り、現場仕事のために生み出された質実剛健の品ですから、方眼がずれていたら話にならないし、丈夫であることも必須なわけです。

1959年発売の測量野帳は、発売の10年前(1949年)に測量法が制定されたのをきっかけに、ニーズが増大した測量業務の現場の声を反映し開発されました。 ますます用途が広がる測量野帳|商品情報|コクヨ ステーショナリー

各種ボールペンはもちろん、水性ペンや油性ペン、蛍光マーカーも問題なく使えます。万年筆のインクはメーカーや製法による幅がかなり大きいので一概には言えませんが、私が試した範囲では、パイロット・セーラー・LAMYは裏抜けもほぼゼロで、ページ両面にがしがし書けました。

3. 入手しやすいこと

価格

定価は210円。これでもじゅうぶんに安いのですが、Amazonで10冊セットを買うと1冊あたり150円前後になってお得です(多少の変動があります/Amazonあるある)。

販路

もちろん、主要な文具店や書店、雑貨店でも買えるので、家に忘れてきたり、出先で使いきったりしても困りません。少しお高くなるもののデザインや色のバリエーションもあるし、ときどきコラボ商品も出るので、たまに気分を変えたいときにはそういうのもいいかも。

とにかく良い

どこをとっても使い勝手がよいです。さすが60年以上愛されてきただけのことはあるなあ。メモをとりやすくするためにちょっとしたカスタムも施しているんですが、それについては次の機会に。